たった2日間のために、1年間準備と努力の日々を重ねる。
そんな駅伝チームに親近感を覚えると言う羽賀 亮太さん。
学生・OB・地域の方々との一致団結を目指し、日々奔走し続ける。
神奈川大学の大学祭「神大フェスタ」は“地域密着"と“学生主体"を理念に、毎年11月に実施しており、私は神大フェスタを主催・運営する神大フェスタ実行委員会で、今年度、実行委員をさせていただきました。
今年の神大フェスタは2日間で合計約1万9千人もの方々にお越しいただき、実行委員会の150人、学生、そして地域の方々まで、大学全体が一体となって盛り上がるすばらしい大学祭となりました。
そしてもう一つ、大学全体が一致団結するのが、この箱根駅伝です。神大フェスタ実行委員会は箱根駅伝の本大会はもちろん、予選会まで、毎年応援に行かせていただいています。
私は横浜市出身ですので、箱根駅伝は小さな頃から身近な存在でしたが、大学生になり、実際に現地に行ってみるとテレビで見るよりも、すごい迫力です。走っている選手の息づかい、それをサポートしている人たちの姿、テレビ画面には収まりきらない大勢の沿道の人々、そのすべてに圧倒され、箱根駅伝の大きさ・魅力を再認識しました。
実際に陸上競技部の選手たちとの交流はありませんが、この大きな舞台に自分の大学が出場しているということは、一神大生として大きな誇りです。
前回大会も往路・復路ともに横浜駅東口の応援スポットで応援し、復路はその足で大手町のゴール地点まで行き、最後まで声援を送りました。
ゴール後、力を出し尽くし、どこか達成感に満ちた選手たちの顔を見ると、「体育会系と文化系、ジャンルの違いはあるけれども、箱根駅伝2日間に向けて1年間頑張ってきた選手たちと、2日間の神大フェスタのために1年を費やしてきた自分たちは、どこか似てるのではないか?」と感じたのです。
だから余計に「頑張ってほしい」、「悔いがないよう力を出し尽くしてほしい」と願ってしまいます。
そして、箱根駅伝と神大フェスタは、体育会系と文化系の枠を超えて大学が一致団結できる貴重な場だから、みんなでこの大きなイベントを盛り上げていきたいと思います。
今年の10月の箱根駅伝の予選会、微力ですが僕たちも一生懸命応援させていただき、最後に1位という結果が発表されたときは、本当に我を忘れて喜びました。
次はいよいよ本大会です。
僕たちは実際に走ることはできませんが、応援する側も一緒に駅伝に参加しているという気持ちで、沿道をプラウドブルー一色に染め、「神奈川大学の応援がすべての大学の中で一番だ!」と言われるような応援をし、選手にパワーを送りたいと思います。
だから、普段の練習の成果を存分に発揮して走りきってほしいです。
また、より大きな力を選手たちに送れるよう、多くの学生が、沿道に足を運んでくれるとうれしいです。
※役職・文章等は取材当時の内容となります。
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