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大会活動レポート

2019.06.06

第98回関東学生陸上競技対校選手権大会 観戦記

第98回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)が相模原ギオンスタジアムで5月23日から26日の4日間の日程で開催されました。例年に比べ出場した選手は少なかったものの、長距離種目で入賞があり、チーム神大で一丸となって臨んだ大会となりました。

卒業生をはじめ、応援に駆けつけてくださった皆様には厚く御礼申し上げます。

観戦レポート

5月23日(木)1日目

男子1500m予選

男子1500m予選では、島﨑昇汰(1年)が出場。緊張した面持ちでスタートラインに立つと、真夏のような暑さの中スタート。スローペースでレースが進んでいく中、ラスト300mでペースを上げるも、ゴール寸前で他大学の選手に競り負け、4着の3分55秒60でゴール。結果は予選敗退となったが、1年生ながら力強い走りを見せてくれた。

男子110mH予選

男子110mHでは、期待の新人ルーキーである柴田彪琉(1年)が出場した。序盤から快調な走りを見せたが、結果は15秒26の5着で準決勝出場とはならなかった。1年生から代表選手となった柴田選手の今後の活躍にも期待していきたい。

男子4×100mR予選

1走・伊藤颯汰選手(1年)、2走・大島智哉選手(4年)、3走・下原和輝選手(4年)、4走・越一真選手(2年)のメンバーで出場した。全員の快走と絶妙なバトンワークを見せ41秒77の2着と善戦。しかしながら、惜しくも決勝進出にはならなかったが、今後は新たなメンバーで更なる記録更新を目指してほしい。

女子4×100mR予選

1走・山内有葉選手(3年)、2走・佐竹楓選手(2年)、3走・大庭優花選手(1年)、4走・上野楓果選手(4年)のメンバーで出場した。1走・2走と快走を見せるも中盤から遅れを取ってしまい、51秒83の8着となった。また新たな記録挑戦へ向けて走り出してほしい。

男子10000m決勝

10000m決勝には、越川堅太選手(4年)、井手孝一選手(3年)の2名が出場。比較的涼しいながらも強風の中でのレースとなった。スタート直後、越川選手が先頭へ飛び出したものの後続の留学生ランナーに追い抜かれてしまった。対して、井手選手は後方に位置を取り、じわじわと前方へ押し上げていった。レース中盤には、両選手ともに10名程の7位集団に付いてレースを進めると、終盤、他大学の選手が離れていく中、粘り強い走りを見せた。最後の一周こそ、スパートをかけた他大学の選手たちに遅れを取ってしまったが、越川選手が10位、井手選手が11位、悪天候の中29分30秒を切るタイムでフィニッシュした。

5月25日(土)3日目

男子3000mSC予選

3000mSC予選2組目は、西方大珠(2年)が出場。関東インカレ出場は2年連続となり、昨年の結果を超えるためにも予選通過は絶対条件である。序盤からレースをコントロールすると、ラストスパートでは後方を気にしながらも余裕の走りを見せ、9分08秒65の1着でゴール。無事に予選を突破した。3組目は、ルーキーの鈴木玲央(1年)が出場。初の関東インカレで予選突破が期待されたが、気温の高い中のレースだったため、終盤に先頭から離されてしまい9分25秒89の8着でゴール。思うような結果は残せなかったが、今後の成長に期待したい。

男子200m予選

越一真選手(2年)が出場した。初めての200m出場に緊張した様子だったが、順調なスタートから最後まで気持ちを切らさず走りきった。準決勝進出には至らなかったが、21秒92の自己ベストを大舞台の関東インカレでたたき出した。

男子 4×400mR 予選

1走・朝倉英朗選手(4年)、2走・森谷倫太郎選手(3年)、3走・岡田和也選手(3年)、4走・中口匠選手(2年)のメンバーで出場した。1走の朝倉選手が良いスタートを切ると、2走、3走と接戦を繰り広げる中、4走の中口選手が追い上げを見せ、3分19秒07の4着で見事準決勝進出を決めた。

5月26日(日)4日目

男子4×400mR 準決勝

1走・朝倉英朗選手(4年)、2走・岡田和也選手(3年)、3走・大島智哉選手(4年)、4走・中口匠選手(2年)と予選とはメンバーを変えて出場した準決勝。スタートで少し遅れを取ってしまい苦しい出だしとなったが、3走の大島選手と4走の中口選手で懸命に追い上げを見せた。しかしながら、巻き返すことが出来ず3分19秒84で6着となり決勝進出はならなかった。悔しい結果となったが、予選で出場した森谷選手を含め3選手は来年度出場の機会があるため、雪辱を晴らしてもらいたい。

男子3000mSC決勝

3000mSC決勝には西方大珠選手(2年)が出場。序盤はスローペースの中、西方選手は集団の後方からレースを進めた。2000m手前から他大学の選手が集団の前に出てレースが動き始めると、西方選手も流れに対応し2位争いを繰り広げた。必死に先頭を追いかけるが、最後の1周で2人に抜かれ4位でのフィニッシュとなった。

男子5000m決勝

5000m決勝には、越川堅太選手(4年)、安田共貴選手(4年)の2名が出場。強い日差しが照り付ける中、スタートから留学生がレースをハイペースに持ち込むと、越川は第2集団に、安田は後方の集団でレースを進めた。頻繁にペースの上げ下げが繰り返されると、先頭集団から大きく差をつけられてしまった。越川は終盤で集団から遅れ単独走になるも、何とかペースを刻み14分30秒23の11位でゴール。安田は中盤以降ペースが落ち15分15秒56の29位でゴールした。

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