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全日本大学駅伝観戦レポート

2年ぶりの全日本大学駅伝は総合10位でのゴール!

11月2日(日)、秩父宮賜杯 第46回全日本大学駅伝対校選手権大会(以下「全日本大学駅伝」)が行われました。10月に開催予定だった出雲駅伝が、荒天により中止となっていたため、今大会が今年度初の大学駅伝本大会開催となりました。


コースは、熱田神宮から伊勢神宮までの8区間106.8Km。
前日は大雨となりコースのコンディションが心配されましたが、当日朝までには雨も上がり、好レースが期待できる条件が整いました。

25校と東海学連選抜のランナーが一斉にスタート

1区
各校のエース級が集まる1区には、先日の箱根駅伝予選会で好走を見せた柿原選手が出走。3Kmを過ぎたところで先頭がペースアップし大きな集団が崩れ出しました。5Km過ぎに先頭集団の後ろに7位集団ができると、柿原選手はこの集団を引っ張るかたちで走り続けました。ラスト3Kmで他大学との激しい駆け引きがあり、9位で襷を繋ぎました。


2区
2区は箱根駅伝予選会で個人11位の我那覇選手。スタート後は4人の集団になって走っていましたが、一気にペースの上がった集団についていけず、徐々に集団から離されてしまいました。8Km付近で後続にかわされ、順位をふたつ落として11位で3区へと繋ぎました。


3区
最短区間の3区を任されたのは鈴木選手。短時間でめまぐるしく順位が入れ替わり、2Km付近で前を走る選手を抜くと、集団の先頭を引っ張り続けました。結果順位をひとつ上げ10位で襷を渡しました。


4区
4区は、箱根駅伝予選会でもチーム順位3位と好走が期待されていた西山選手でしたが、2Kmで後続の選手に追いつかれ、5Km通過後には徐々に集団から離されてしまいました。終盤までペースが上がらず、前を行く大学との差も広がり、11位で5区へ。

チーム最高となる区間順位8位を
記録した大川選手

5区
5区は1年生ながら力強い走りを見せてくれた大川選手。結果的にこのレースでチーム最高の区間順位8位の力走。襷を受け取った時点では前を行く大学の姿は見えませんでしたが、徐々に差を詰め、2Kmを通過したあたりで前方をとらえることができました。8Kmの上りで一気に抜き、10位で襷を渡しました。


6区
6区は石橋選手。初となる伊勢路に気合も十分でしたが、9位の大学とは約50秒差で襷を受け取り、後続の大学も離れていたため、単独走での12.3Kmとなりました。前方との差を縮めることができず、10位のまま7区へと繋ぎました。


7区
7区はチームのムードメーカーでもある柏部選手。少しでも前方との差を縮めアンカーに襷を渡したいところ。6区の石橋選手と同様に、前後との差があり単独走でのレースとなりました。アップダウンのあるコースを利用して徐々にペースを上げると、10Km付近で前を行く大学を抜き、順位を9位に上げ、アンカーの東選手へと襷を託しました。


8区
初の全日本大学駅伝ながらアンカーを任された東選手。単独走でのスタートとなりましたが、17Km付近の下りで後続の選手に並ばれてしまうと、1Kmほど並走したものの、振り切られるかたちで最終的に1つ順位を下げ10位でゴール。

5時間25分36秒、総合10位でゴール

2年ぶりの全日本大学駅伝は総合10位でのゴールとなりました。箱根駅伝予選会から2週間と厳しい日程ではありましたが、それでもシード権獲得を目指していたチームにとっては非常に悔しい結果となりました。上位チームと地力の差はありましたが、もう少し上を狙える走りが本来の力であればできたのではないかとも思えます。
しかしながら、ここで立ち止まるわけにはいきません。来年正月の箱根駅伝本大会に向けて、チームはこのレースで得た経験を必ず活かしていきます。


熱田神宮から伊勢神宮までの沿道において、多くの関係者の皆さまにご声援いただきましたこと、心よりお礼申し上げます。また、ソーシャルメディア等インターネットを通じても多くの応援メッセージをいただき、誠にありがとうございます。
引き続き、神大駅伝チームへのご声援、何卒よろしくお願いいたします。

【撮影:神奈川大学】

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