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箱根駅伝予選会 観戦記 2012

予選会レポート

10月20日(土)、本学陸上競技部駅伝チームにとっては44回目となる「箱根駅伝」出場をかけた予選会が行われました。

レースは午前9時30分に陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、立川の市街地を抜け、国営昭和記念公園内にゴールする20kmのコース。今大会は出場校数も増え、45校、529名が挑みました。 この日のコンディションは、朝から青空が広がり風もほとんどなく、好条件になるかと思われましたが、スタート時間が近づくにつれて日差しが強く照りつけ、気温以上に暑さを感じる非常に難しい状況となりました。

選考方法は各校12名の選手が出場し、そのうち上位10名の合計タイムで上位9校が本大会へと駒を進めることができます。上位6校は合計タイムのみで選ばれますが、7位から9位の3校については、関東インカレでのポイントによりタイムが減算されるシステムで決定となります。

神大は序盤から2つのグループに分かれレースを展開。5kmの通過では関東インカレのポイントを含めて12位と後塵を拝する状況となります。中間点となる10㎞地点では10位と上昇しましたが、通過ラインまではあと一校届かないままレース後半へ入っていきます。

15km通過時点では、ほとんどの選手が給水を取るほど気温が上昇し厳しいコンディションとなる中、神大はさらに順位を上げ総合4位となり、予選通過圏内へと順位を上げいよいよレース終盤へ。

トップ選手が驚異的なタイムでゴールする中、神大は柿原選手の1時間00分40秒を筆頭に、後続選手も1時間02分を切ってゴール。チーム内上位10人のフィニッシュは3校目と好位置につけます。しかし、昨年も10人の通過が2位にもかかわらず、総合順位は5位となっただけに、走り終えた選手たちをはじめ、神大のまわりでは安堵と不安が入り混じった様子が伺えました。

そして、待ちに待った正式発表では、日本体育大学がトップ通過を果たす中、6番目に神奈川大学の名前が呼ばれると、選手や応援してくださった方々の間に一斉に歓声が上がりました。合計タイムが10時間11分27秒の総合6位で予選会を突破となり、正月の本大会出場が決定しました。

朝早くからコース沿道で応援してくださったみなさま、また、テレビやインターネットで応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

神大駅伝チームへ、今後とも温かいご声援をよろしくお願いいたします。

箱根駅伝予選会 写真ギャラリー

※この「観戦記」に掲載の画像は、すべて神奈川大学撮影。

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