11月1日(日)、秩父宮賜杯第47回全日本大学駅伝選手権大会(以下「全日本大学駅伝」)が行われました。 コースは、熱田神宮から伊勢神宮までの8区間106.8㎞。
前日まで雨の予報も出ており天候が心配されましたが、当日は朝から快晴となり、絶好のコンディションの中スタートが切られました。
1区
各校のエースが集まる1区には、先日の箱根駅伝予選会で2年ながらチームトップの走りを見せた鈴木(健)選手が出走。序盤はスローペースで進んでいましたが、12km過ぎに一気にレースが動き5チームが先頭集団を形成すると、鈴木(健)選手は6位以降の集団につけラストスパートに備えます。中継点の手前では他大学と激しいスパート合戦を繰り広げ、トップと18秒差の8位で襷をつなぎます。
2区
2区は、先日の箱根駅伝予選会ではチーム唯一の1年生として出場した山藤選手。全国のエースが集まる花の2区でも、1年生らしく思い切りの良い走りで前方を走る大学を懸命に追いかけますが、なかなか差が縮まりません。第2中継所では順位を2つ下げ、区間14位となり総合10位で3区に襷をつなぎます。
3区
3区には、4年目にして初の大学駅伝出走となる永信選手が出場。落ち着いてスタートを切ると、前を行く全日本大学選抜チームに追いつきます。しかしながら後半に入り後続の大学に吸収されると、並走を続けながら中継所までもつれ込み、順位を1つ下げ総合11位で4区へと入っていきます。
4区
4区には、2年連続で西山選手がエントリー。序盤で1つ順位を上げますが、中盤に入ると後続から追いついてきた大学と並走し激しいデッドヒートを繰り広げます。残念ながらラストスパートでかわされてしまい、順位変動のないまま11位で5区へ襷を繋ぎ前半区間が終了します。
5区
5区には、1年生で大学駅伝デビューとなる多和田選手が出走しました。前後の選手と離れた位置で襷を受け取ったため、区間後半まで単独走となる厳しい展開の中、最後の1kmで2校に抜かれ13位となり、厳しい駅伝デビュー戦となります。
6区
6区を任されたのは、起伏のあるコースを得意とする渡邉選手。数秒前を行く2校を追う展開となる中、6㎞付近で一つ前の大学をとらえ順位を上げますが、あと一歩及ばす、12位で後半の7区へ襷をつなぎます。
7区
7区も、今大会が大学駅伝デビューとなる松浦選手が走ります。前半から前を走る大学を懸命に追うものの、そのオーバーペースが影響したのか、後半に大幅なペースダウンを強いられてしまいます。第7中継所に着く頃には後続の大学に抜かれてしまい、順位を1つ落として13位でアンカーの8区へと入っていきます。
8区
8区には、チームの主将である我那覇選手が出走。箱根駅伝予選会の影響もあってか、なかなかペースが上がらず、中盤からは後続の2校に並ばれてしまいます。終盤まで並走が続く中、ゴール直前には前を行く大学の背中が見えると懸命にラストスパートを見せますが、あと一歩及ばす13位でゴールとなります。
前回、前々回の過去2大会を上回る、総合順位一桁を目標として出場した今大会において、4名が大学駅伝初出場を果たすも厳しい結果となりました。
今後はチームの最終目標であり、もっとも重要な箱根駅伝本大会を2ヵ月後に控えていますが、今大会での経験をしっかりと活かし、次レースにつなげていってほしいと思います。
当日は熱田神宮から伊勢神宮までの沿道におきまして、多くの関係者の皆様にご声援いただきましたことを心より感謝申し上げます。また、ソーシャルメディア等インターネットを通じても多くの応援メッセージをいただき、誠にありがとうございました。
皆様のご声援が選手の力となりますので、引き続き神大駅伝チームへのご声援をよろしくお願いいたします。
【撮影:神奈川大学】
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