2015年1月13日、本学横浜キャンパスにおいて「第91回箱根駅伝報告会」が開催され、在学生、卒業生、本学関係者、地域の方々など約200名が集まりました。
シード権奪回へ大きな期待がかかっていた第91回大会でしたが、結果は総合17位に終わり、選手・指導者をはじめとする駅伝チーム関係者は、皆沈痛な面持ちで会に臨んでいました。
そうした雰囲気の中で、開会にあたり石積 勝 学長は、「今日の会は、報告会であると同時に選手の激励会でもあります。どうか懸命に走った選手を労っていただきたい」と選手たちへ温かな言葉をかけました。
続いて、三浦 大介 陸上競技部部長からは、「シード権を取れず、大変申し訳ありませんでした。スタッフ一同責任を痛感しておりますが、私は、近年の実績(特に昨年の全日本駅伝・箱根駅伝予選会ともに1位通過)から、神大駅伝チームは着実に強くなっていると確信しております。来年度以降も、引き続きのご支援を賜りたく存じます」と再挑戦への決意が表明されました。
これを受け、大後 栄治 監督は、「指導スタッフ、学生ともに、今まで以上に精進を重ね、皆さまの期待を背負って進んでいきたいと思います。選手は必ず力を発揮してくれるはずですので、引き続き支援をお願いいたします」と駅伝チームの強化について改めて決意を表明しました。
来賓の一人である西脇 幸二 神奈川大学後援会会長は、「関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。結果は結果として、恥じることなく、来年に向けて進んでほしい」と駅伝チームを激励。
会場に詰めかけた参加者からも、駅伝チームを応援する温かい声や拍手が何度となく起こりましたが、中でも井上 雄介 主将(人間科学部4年)が「3年生から主将を務めましたが、苦しかった時に仲間や周囲の皆様に支えられました。シード権は獲得できませんでしたが、このチームで4年間全うできたことを誇りに思います。ありがとうございました」と謝辞を述べると、この日一番の大きな拍手が会場を包みました。
今年の箱根駅伝が終わるひとつの区切りとなる会ですが、チームとしては、また新しいスタートとなります。今後とも本学駅伝チームへのご支援、何卒よろしくお願いいたします。
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