毎年恒例の第90回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)が、5月14・15・21・22日に国立競技場にて行われました。 今年も駅伝ブロック・短距離ブロック・中長距離ブロックの12名の選手とリレー2チームがエントリーし、チーム一丸となって戦いました。
2部校の本学は結果13点(2部校21位)を獲得しました。
中長距離ブロックの杉本一馬選手(4年)が大学生活最初で最後の関東インカレに出場。
3分54秒18のベスト記録を有するも、緊張からか、終始流れにのれぬままレースを展開することしかできず、ラストスパートを見せるも4分01秒04で10着。惜しくも予選敗退となった。
中長距離ブロックから唯一のエントリーなだけに予選敗退は残念であった。
赤石和午選手(3年)が、予選突破。 昨年は決勝進出を逃し、悔しい思いをした赤石選手だが、予選は余裕の1着11秒03でフィニッシュ。翌日に行われる準決勝へと順調に駒を進める。
3年連続で三段跳出場となる高良龍瞳選手(3年)。
予選では3本の跳躍が行われるが、2本目は踏み切りがあわず…。
1本目・3本目で記録を残し、14m24cmを記録するも、残念ながら決勝に進出ならず、13位という結果に終わった。
悔しい大会結果となったが、恵まれた身体能力を持つ高良選手だけに最終学年となる来年に成長した姿を見られることを楽しみにしたい。
1走・小曽根正紘選手(2年)、2走・赤石和午選手(3年)、3走・二石真実選手(3年)、4走・加藤慎太郎(3年)のメンバーで出場。
今回の関東インカレのトラックレースは、一度のフライングで失格となる国際大会同様のスタートルールで開催され、そのためか1走の小曽根選手にスタートで硬さが見られる。しかし、2走以降はバトンも無事繋がり、3着41秒36で予選突破。来週行われえる準決勝・決勝へとつないだ。
赤石和午選手の準決勝は11秒05の3着で通過。
悲願の決勝へ駒を進める。
決勝では、少し強めの向かい風の中、11秒05で4位入賞。表彰台はあとわずかなところで手が届かなかったが、見事入賞を果たした。
菅原涼介選手(1年)が出場。大学入学後初めての大きな大会となった菅原選手。前半は周りの選手の様子も伺いながらのレースを展開。中盤をすぎると徐々にペースをあげていき、前の選手を一人ずつ追い上げていく。結果、9分22秒89の6着でフィニッシュ。5着までが予選通過ラインとなっており、惜しくもあと一歩のところで決勝に進むことができなかった。
1走・山田康生選手(2年)、2走・二石真実選手(3年)、3走・大村公一(4年)、4走・豊留信也選手(4年)のメンバーで出場。1走の山田選手が好スタートをきるも、2走・二石選手が思うような走りができず遅れをとる。後半の巻き返しを狙うも惜しくも3分25秒26で6着。残念ながら予選敗退となった。
小嶋直耶選手(4年)が出場。今期に入り5000m、10000mと立て続けに自己記録を更新しているだけに期待がかかる。レース序盤は積極的に前方につけレースを展開するが、3000m過ぎに徐々に遅れを見せはじめる。中盤からは我慢のレースが続くが思うように身体が動かず、31分32秒55の26位。最後のインターカレッジなだけに残念な結果となるが、今後の駅伝シーズンに挽回を期待したい。
準決勝・決勝ともに、予選と同じ1走・小曽根正紘選手(2年)、2走・赤石和午選手(3年)、3走・二石真実選手(3年)、4走・加藤慎太郎(3年)のメンバーで出場。準決勝は、41秒39の3着で通過。
決勝では、41秒14の神大過去最高記録を出し見事な走りを見せ、5位入賞を果たした。
関東インカレ最終日は例年雨天が多く、数年ぶりに快晴での最終日・ハーフマラソンを迎えた。早朝から日差しが強く、スタート時間の午前9時でもかなり蒸し暑く、レースのコンディションとしては厳しい気温である。
今大会では、小堀佑真選手(4年)、高橋俊光選手(4年)、吉川了選手(3年)が出場した。
どの大学の選手もこの暑さはとても堪えているのが観客席にも伝わる。
先頭は、外国人選手と駒澤大学の選手で形成され、序盤は本学の3名の選手も集団の前半に位置。しかし、徐々に後退してしまう。
小堀選手が第2集団付近に位置し、粘りの選手を見せ懸命な走りを見せるなか、終盤には、高橋選手が追い上げをみせる。小堀選手をおさえ13位まで順位をあげ1時間08分27秒でフィニッシュ。小堀選手は、1時間10分01秒で23位。吉川選手は後半もなかなか思うようなレース運びができず、1時間12分20秒で38位という悔いの残る結果となった。
佐藤雄大選手(2年)が初めての関東インカレに出場。1本目で自己ベストとなる7m01cmを記録!1回目の試技が終了した時点で総合4位につける。2回目のジャンプに期待集まるも、1回目の試技で足を故障した様子。その後、やはりその影響は隠せず、記録を伸ばすことはできなかったが、他の選手が記録を伸ばせず、そのままの順位で決勝進出。怪我の影響で5回目以降の試技を棄権し1人にかわされたものの、見事初の関東インカレで5位入賞を果たした。
今枝浩二選手(3年)と赤松宏樹選手(1年)がエントリー。
午後13:15のスタートで、猛暑の中のレースとなった。暑さでどの選手も思うようなレース展開ができていないようだ。
赤松選手、今枝選手もスタート後は、先頭集団に位置。
徐々に先頭から離れてしまうものの、赤松選手は第2~3集団のあたりで必死にこらえ粘りの走りをみせる。暑さからか、かなり厳しい顔が見られたが、赤松宏樹選手は、14分27秒28で14位。今枝選手は、残念ながら後退を抑えられず、15分21秒96で27位となった。 厳しいコンディションの中でのレースではあったが、そんななかでも14分27秒の記録を出した赤松選手は、今後の成長が楽しみな走りであった。
[撮影:神奈川大学陸上競技部]
種目 | 氏名 | 学年 | 記録 | 風速 | 順位 | |
男子100m | 予選 | 赤石和午 | 3年 | 11″03 | -2.7 | 1着 |
準決勝 | 赤石和午 | 3年 | 11″05 | -1.4 | 3着 | |
決勝 | 赤石和午 | 3年 | 11″05 | -2.7 | 4着 | |
男子200m | 予選 | 赤石和午 | 3年 | DNS | ||
男子1500m | 予選 | 杉本一馬 | 4年 | 4′01″04 | 10着 | |
男子5000m | 決勝 | 赤松宏樹 | 1年 | 14′27″28 | 14着 | |
今枝浩二 | 3年 | 15′21″96 | 27着 | |||
男子10000m | 決勝 | 小嶋直耶 | 4年 | 31′32″55 | 26着 | |
男子ハーフマラソン | 高橋俊光 | 4年 | 1゜08′27″ | 13着 | ||
小堀佑真 | 4年 | 1゜10′01″ | 23着 | |||
吉川 了 | 3年 | 1゜12′20″ | 38着 | |||
男子3000mSC | 予選 | 菅原涼介 | 1年 | 9′22″89 | 6着 | |
男子4×100mR | 予選 | 小曽根正紘 | 2年 | 41″36 | 3着 | |
赤石和午 | 3年 | |||||
二石真実 | 3年 | |||||
加藤慎太郎 | 3年 | |||||
男子4×100mR | 準決勝 | 小曽根正紘 | 2年 | 41″39 | 3着 | |
赤石和午 | 3年 | |||||
二石真実 | 3年 | |||||
加藤慎太郎 | 3年 | |||||
男子4×100mR | 決勝 | 小曽根正紘 | 2年 | 41″14 | 5着 | |
赤石和午 | 3年 | |||||
二石真実 | 3年 | |||||
加藤慎太郎 | 3年 | |||||
男子4×400mR | 予選 | 山田康生 | 2年 | 3′25″26 | 6着 | |
二石真実 | 3年 | |||||
大村公一 | 4年 | |||||
豊留信也 | 4年 | |||||
男子走幅跳 | 決勝 | 佐藤雄大 | 2年 | 7m01 | 0.4 | 5着 |
男子三段跳 | 決勝 | 高良龍瞳 | 3年 | 14m24 | -0.2 | 13着 |
総合得点 13点/順位 21位
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