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第29回出雲全日本大学選抜駅伝競走観戦レポート

12年ぶりの出雲全日本大学選抜駅伝競走は総合6位でゴール!

10月9日(月・祝)、第29回出雲全日本大学選抜駅伝競走(以下「出雲駅伝」)が行われました。今年度初の大学駅伝となる本大会は本学にとって12年ぶりの出場となりました。

コースは、出雲大社正面鳥居前から出雲ドームまでの6区間45.1㎞。
当日は前日までの涼しい気候とは打って変わり、炎天下の中でのレースとなりました。

JINDAIPort

1区(8.0km)

各校エース級の選手を揃える1区には、第93回箱根駅伝でも1区を走り好走した山藤選手が出走。序盤からスローペースで進む中、終盤に差し掛かる5.5km過ぎに集団に動きがあると一気にペースが上がったが、山藤選手はしっかりと反応してレースを進め、先頭と2秒差の2位で襷を繋いだ。

2区(5.8km)

全区間中で最も距離の短くスピードが必要な2区は、関東インカレ2部3000m障害で2年連続優勝している期待の2年生 荻野選手。これが初の大学駅伝初出走となった荻野選手は、中間地点付近まで先頭に食らいつくも、後半は後続の集団に吸収されてしまう。集団のまま前を追い掛けながら終盤へと進むと、なんとか先頭が見える位置で3区の選手へと襷をつないだが、大学駅伝デビュー戦は悔しい走りとなった。

3区(8.5km)

出雲駅伝で2番目に長く、エース区間の一つとなる3区には関東インカレ5000mで日本人トップとなった鈴木祐希選手が出走した。中間地点付近までは各校のエースと渡り合い、2位集団でレースを展開したが、後半じりじりと集団から離されると各校エースの強烈な追い上げを受け、順位をふたつ下げ4位で後半戦へと襷をつないだ。

4区(6.2km)

第93回箱根駅伝で唯一1年生からの出場となった4区の越川選手は、持ち前のスピードを活かして前半から積極的に前を追いかけたが、後半、思うようにスピードが伸びず、各校屈指のスピードランナーの追い上げを受け、ひとつ順位を下げ5位で5区へ襷をつないだ。

5区(6.4km)

5区には、前回箱根駅伝にエントリーされるもリザーブにまわり、今大会が大学駅伝デビューとなる宗選手。きつい向かい風の中、序盤から単独走となると中盤でひとつ順位を下げてしまう。終盤でも後続の激しい追い上げを受ける苦しい展開となったが、意地の走りでなんとか順位を守り切り6位で最終6区に襷を繋いだ。

6区(10.2km)

エースが集まる6区を任されたのは第93回箱根駅伝で8区区間2位と快走をみせた大塚選手。ぐんぐんと気温が上がり、途中棄権のチームも出る状況の中、序盤は、前方の選手が見える位置まで追い上げる走りをみせるも、中継所を同時にスタートしたチームに遅れを取ってしまう。各校のエースもなかなかペースが上がらない中、大塚選手は渾身の走りで前を行くチームを捉えると最終的に6位でゴールゲートをくぐった。

12年ぶりとなった出雲駅伝は総合6位でのゴールとなりました。
学生三大駅伝開幕戦となる今大会では、力を出し切ることはできず、大変悔し結果となりました。今回の経験を活かし今後の全日本大学駅伝、箱根駅伝ではより上位でレースできるようチーム一丸となって取り組んで参ります。
大会当日は沿道におきまして、多くの関係者の皆様にご声援いただきましたことを心より感謝申し上げます。また、ソーシャルメディア等インターネットを通じても多くの応援メッセージをいただき、誠にありがとうございました。
みなさまのご声援が選手の力となりますので、引き続き神大駅伝チームへのご声援をよろしくお願いいたします。

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