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ROAD TO HAKONE

2026.01.27

第102回箱根駅伝観戦記

1月2日・3日、東京・大手町から箱根・芦ノ湖を往復する「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走」(以下、『箱根駅伝』)(往路5区間107.1km、復路5区間109.6km、計10区間217.1km)が行われ、本学の駅伝チームは3年連続56回目の出場となった。

 

中野剛新監督体制2年目となる今年度。昨年の出走メンバー10名全員が残り、速さと強さを求めチームの底上げに注力してきた。経験者を中心とした厚いチーム力で、厳しい予選会を突破し箱根駅伝本大会への出場権を手にした。昨年にも増して混戦と言われた第102回大会は、昨年以上の大声援の中開催された。

観戦レポート

1区

1区に起用されたのは、今年度キャプテンとして多くの結果でチームを引っ張ってきた酒井健成選手(人間科学部4年)。他大学の選手がスタート直後飛び出す展開となったが、第2集団で落ち着いてレースを進めた。15㎞過ぎにペースが上がると集団から遅れ始めたが、終盤には果敢に前を追いかけ、神大記録となる区間11位の力走で2区へ襷を繋いだ。

2区

各大学の主力が集う花の2区に起用されたのは、前回大会も2区を走り、予選会でもチームトップの成績を収めた宮本陽叶選手(人間科学部4年)。他大学の選手と競り合い、集団を引っ張りながらレースを進めた。後半は、他大学に置いて行かれるかたちとなったが、区間13位の走りで最後の箱根を終え3区に繋いだ。

3区

襷を受け取ったのは2年連続7区を走り、今大会で3年連続の出走となる新妻玲旺選手(人間科学部3年)。スタート直後から集団を捉えることができず前半は苦しい単独走となった。後半、他大学の選手がペースを落とす中、粘りの走りで懸命に前を追い、平塚中継所では前方の大学が見える位置で4区に繋いだ。

4区

山登りへと繋がるタフなコースの4区。気温が上がり日差しも感じられる中、初出場となった平川瑠星選手(人間科学部3年)。他大学の選手と並走を続け、区間上位のペースを守りながらレースを進めた。最後は、並走していた選手に離され、順位を落としたがシード権との差を約30秒詰め、更に神大記録を更新する区間9位で5区へ襷を繋いだ。

5区

過酷な山登りの5区を担ったのは、2年連続の5区出走となる三原涼雅選手(国際日本学部3年)。淡々と自らのペースで登り続けたが、序盤から苦しい走りとなった。7km手前で順位落とし、差を広げられ前を追う展開となった。フィニッシュ直前、意地のスパートを発揮しテープを切った。往路はシード権まで2分15秒、総合14位でのゴールとなった。

6区

過酷な山下りの6区に起用されたのは、昨年1区を走った大岩蓮選手(人間科学部3年)。復路は本学と学生連合を含む8校が一斉スタートとなり、シード権との差2分15秒差を追いかける。3.8kmあたりで集団から離されたが、7km以降本格的な下りに入ると集団に追い付き、更に抜け出した。中継所までの残り3kmは単独走となったものの、ペースを落とすことなく区間5位、歴代9位の快走で7区に繋いだ。

7区

7区は2年連続の出走となった滝本朗史選手(人間科学部3年)。6区の良い流れに続き、余裕を持った走りで10km地点を通過した。しかし、後半はペースが上がらず、他大学の選手に追い付かれたが、最後まであきらめない走りを見せ、シード権との差を40秒に縮めて8区へとつないだ。

8区

後半に遊行寺の上り坂がある8区を任されたのは、箱根駅伝初出走の遠藤優裕選手(人間科学部2年)。後ろから追いついてきた他校と並走するかたちでレースを進めた。しかしペースを上げることができず、並走していた選手に離されてしまった。後半もペースが上がらず、終始、苦しい走りとなり順位を2つ落とす総合14位で9区へ繋いだ。

9区

9区に起用されたのは、今大会が箱根駅伝初出走となった花井創選手(法学部3年)。序盤から積極的なペースで前に追いつくと、他校の選手と並走を続けた。15km以降は余裕がなくなり苦しい走りとなり、並走していた選手に離される厳しい場面もあったが持ち前の粘り強さで、神大記録を更新するとともに順位を押し上げ、総合13位で10区へ繋いだ。

10区

9人が繋いだ襷を胸に最終区間の10区を走るのは、2年連続の出走となった志食隆希選手(経済学部4年)。走り始めてすぐに他大学の選手と並走し、シード権を目指し前を追った。しかし、鶴見中継所で13位だった順位を上げることはできなかった。個人としては区間一桁のペースをキープし、神大記録で最後の箱根駅伝を終えた。

総評

往路で流れを作ることができず、復路で巻き返しを図ったものの1分13秒でシード権を逃す悔しい結果となった。往路14位、復路10位、総合13位で幕を閉じた第102回大会だったが、来年度は今大会出走した選手を中心にさらに新戦力を加え、1分13秒の悔しさを糧に予選会に挑んでいきたい。

選手コメント

  • 1区 酒井健成 ©Getsuriku

応援ありがとうございました。個人としては最低限の走りをすることができたのかなと思います。しかし、シード権を取ることができなかったことは本当に悔しいですし、自分たちの責任でもあります。来年の後輩たちがシード権を取ってくれると思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

  • 2区 宮本陽叶 ©Getsuriku

2区の神大記録や総合での神大記録でシード権獲得を目指してこの1年取り組んできました。結果としては2区の神大記録もシード権も取ることもできませんでしたが、限りなく目標に近づけるような攻めた走りをすることができて4年の最後で駅伝らしい駅伝ができて幸せな時間でした。2日間沢山の応援ありがとうございました。

  • 3区 新妻玲旺 ©Getsuriku

応援ありがとうございました。最低限の走りしかできず悔しい気持ちです。ラスト1年がむしゃらに努力し、チームのシード権獲得に貢献できるように頑張ります。

  • 4区 平川瑠星 ©Getsuriku

2日間応援ありがとうございました。今大会は「挑戦」をテーマに序盤から果敢に攻めたものの、後半5kmで失速してしまい、チーム順位をシード権内まで押し上げることができませんでした。来年もっと強くなって帰ってきます。

  • 5区 三原涼雅 ©Getsuriku

応援ありがとうございました。4区までの良い流れを止めてしまい、シード権から遠ざける不甲斐ない走りをしてしまいました。残された1年、今まで与えてくれたチャンスや失敗を教訓に、箱根で必ずリベンジします。

  • 6区 大岩蓮

応援ありがとうございました。6区の神大記録、57分台を出すことができ、去年のリベンジを果たすことができました。チーム目標であるシード権獲得は達成できなかったので、来年はシード権獲得できるよう頑張ります。

  • 7区 滝本朗史 ©Getsuriku

前回よりはいい結果でしたがまだまだ力不足な走りとなりました。ラストイヤーで悔いの残らないように一から頑張っていきます。当日は沢山の応援本当にありがとうございました。

  • 8区 遠藤優裕 ©Getsuriku

応援ありがとうございました。沿道の応援に何度も元気づけられました。不甲斐ない走りで、チームの足を引っ張ってしまった分、ここから絶対に力をつけてリベンジします。今後も応援よろしくお願いします。

  • 9区 花井創 ©Getsuriku

応援ありがとうございました。23.1kmはとても長く苦しい戦いでしたが、多大なご声援によって満足のいく結果を出す事が出来ました。来年は神大のエース格として、チームをシード権に導けるようにより一層精進して参ります。今後も応援、サポートの程よろしくお願い致します。

  • 10区 志食隆希 ©Getsuriku

2日間沢山の応援ありがとうございました。全員でシード権を追い続けましたが、もう少しのところで届きませんでした。しかし、今回の駅伝を通して神大は、シード権にとどまらず、もっと上を目指していけるチームだと思いました。このチームのアンカーとして箱根路を走れたこと、4年間を過ごせたことは一生の誇りです。これからも引き続き、神大の応援をよろしくお願いします。

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