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第50回全日本大学駅伝観戦レポート

秩父宮賜杯 第50回全日本大学駅伝対校選手権大会

11月4日(日)秩父宮賜杯 第50回全日本大学駅伝対校選手権大会が行われました。

今年は1区から7区の区間距離が26年ぶりに変更され、シード権も上位6校から上位8校と2校増えました。

シード校である6校、全国8地区の選考会を勝ち抜いてきた19校に加え、日本学連選抜、東海学連選抜を含めた計27チームが出場し、熱田神宮西門前(名古屋市熱田区神宮)~伊勢神宮内宮宇治橋前(伊勢市宇治館町)の8区間全106.8kmのコースを走り大学駅伝日本一が決まります。

JINDAIPort

1区(9.5km) 山藤 篤司(4年)

レースの流れを大きく左右する全区間で最短距離の1区には、本学駅伝チームの主将の山藤選手が出場。序盤からハイペースでレースが進み、山藤選手も先頭集団で様子を伺いながら走ります。8km過ぎで他大学の選手がスパートをかけるもついて行くことができず、トップと16秒差の8位で襷を繋ぎます

2区(11.1km) 安田 共貴(3年)

スタートの起伏を乗り越えると比較的スピードの出やすい2区には、どんな状況にも冷静に対処することができる安田共貴選手が出場。落ち着いてスタートし、第2集団でレースを進めていきます。他大学の選手がペースを上げ対応することができないものの、最後まで粘り強い走りを見せ、順位を維持したまま3区へと襷を繋ぎます。

3区(11.9km) 多和田 涼介(4年)

小刻みなアップダウンが特徴となる3区には、スピードランナーである多和田選手が出場。前半は、全体の9位集団でレースを進めていきます。途中、集団について行くことができず苦しい展開となります。後半もなかなかペースが上がらずに順位を4つ下げてしまい、全体の12位で4区へと襷を繋ぎます。

4区(11.8km) 北﨑 拓矢(2年)

最もアップダウンが多く、コースへの適応力が求められる4区には、長い距離を得意としている北﨑選手が出場。単独走という厳しい展開となりながらも、淡々と前方の大学を追っていきます。しかし、シード圏内まで1分37秒とさらに差が広がってしまい、厳しい大学駅伝デビュー戦となります。

5区(12.4km) 荻野 太成(3年)

中盤の勝負所である5区には、大舞台でも自分の走りをすることのできる荻野選手が出場。前半は単走で前方の集団を追って行くと、中盤で前方集団に追いつき、そのまま集団でレースを進めて行きます。後半は苦しくなりながらも区間8位の力走で順位を1つ上げ、12位で6区へと襷を繋ぎます。

6区(12.8km) 森 淳喜(3年)

アップダウンの少ないフラットなコースの6区には、粘り強さとラストスパートが持ち味の森選手が出場。初の大学駅伝となり少し緊張した様子でスタートします。序盤に前方の大学に離されるも、持ち前の粘り強さで後半に盛り返します。終盤、離された大学に追いつくとさらに引き離し、区間7位の快走で順位を一つ上げ、シード圏内まで1分28秒差で7区へと襷を繋ぎます。

7区(17.6km) 井手 孝一(2年)

区間距離が5.7km伸びるという最大の区間変更となった7区には、ロードレースを得意とする井手選手が出場。大学駅伝初出場の中、シード権を狙う5校の集団で前を行く8位集団を追って行きます。後半に集団のペースが上がると徐々に離れてしまいますが、持ち前の粘り強さでシード圏内との差を1分11秒と縮め、最終区間である8区へと襷を繋ぎます。

8区(19.7km) 越川 堅太(3年)

唯一距離の変わらない最長区間となる8区には、積極的な走りでチームを引っ張る越川選手が出場。8位のシード校を追いかけ、スタートから懸命に前方の大学を追って行きます。11.6km地点では順位を2つ上げシード圏内まで23秒差と猛追し、熾烈なシード権争いを繰り広げます。区間6位は力走をみせますが、あとわずかの差が縮まらずシード圏内とは37秒差の総合10位でのゴールとなりました。

当日は熱田神宮から伊勢神宮までの沿道におきまして、多くの関係者の皆様にご声援いただきましたことを心より感謝申し上げます。
また、ソーシャルメディア等、インターネットを通じても多くの応援メッセージをいただき、誠にありがとうございました。

皆様からのご声援が選手の力となります。引き続き神大駅伝チームの応援をよろしくお願い致します。

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