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大会活動レポート

2021.07.13

第100回関東学生陸上競技対校選手権大会 観戦記

観戦レポート

5月20日(木)1日目

男子110mH予選

男子110mH予選では、2度目の出場となる柴田彪琉(3年)が出場した。序盤から快調な走りを見せたが、結果は15秒27の7着で決勝進出とはならなかった。来年は最後の関東インカレとなるので、さらなる活躍を期待したい。

女子100mH予選

女子100mH予選では、篠原舞弘選手(2年)が出場した。初めての大舞台で緊張の中、勢いよくスタートダッシュを決め、前半に素早いハードリングを見せた。結果は16秒93の9着と決勝進出とはならなかったが、来年の篠原の走りに期待したい。

男子1500m予選

1500m予選には、島﨑昇汰(3年)が2年ぶりに出場。勢いのあるスタートで全体の先頭に出て400mを通過するも、2周目以降ペースを上げた他大学の選手に対応できず、先頭と間が空いてしまった。それでも残り400mから前を行く選手を追い抜く走りを見せ6着でゴールしたが、予選敗退となった。

男子4×100mR予選

1走・伊藤颯汰(3年)、2走・板垣暢紘(4年)、3走・関口尚暉(3年)、4走・越一真(4年)のメンバーで出場した。

全員順調な走りを見せ、41秒30の3着と善戦した。惜しくも決勝進出とはならなかったが、来年は新たなメンバーで決勝進出を目指して欲しい。

男子10000m決勝

10000m決勝には安田響(4年)、巻田理空(2年)の2名が出場。小雨が降りしきる中、厳しいコンディションでのレースとなった。スタートから両選手とも留学生を除いた第2集団でレースを進めていき、自己ベストを狙えるタイムで5000mを通過。中盤以降、安田は集団から離れ単独走で自らのペースを刻んでいくも苦しい走りとなった。対して、巻田は他大学の選手と集団を形成しながらペースを維持し、粘りの走りを見せる。ラスト1周を渾身のラストスパートで駆け抜け、28分52秒30でゴールし自己ベスト更新した。一方、安田は自己ベスト更新とはならず、レース後悔しい姿をみせた。次の試合では、自己ベスト更新に期待したい。

5月21日(金)2日目

男子三段跳決勝

男子三段跳決勝では正岡惇(3年)が出場した。今年も昨年に続き悪天候の中での試合となり、力が発揮できず13m87で11位という悔しい結果となった。今後の更なる記録更新を目指して欲しい。

女子やり投げ決勝

この種目には、昨年に引き続き上野千寛(2年)が出場した。コロナ禍の練習で、なかなか助走のタイミングがつかめない中で一投目がファールとなってしまった。気を取り直し、二投目、三投目と順調に記録を伸ばし39m64を記録するが、ベスト8には残れなかった。昨年から着実に記録を伸ばしており、次年度以降に期待したい。

5月22日(土)3日目

男子400mH予選

男子400mH予選では小坂元真翔選手(2年)が出場した。落ち着いた様子でスタートを切り、最後は力強い走りを見せてくれた。結果は55秒93で6着と決勝進出とはならなかったが、これからの更なる記録更新を期待したい。

男子3000mSC予選

3000mSC予選には、西方大珠(4年)が出場。4年連続4回目の出場となった今回は、スタートから先頭集団の後方につける展開。後半に入ると集団から離れる選手が出るが、残り1周になっても先頭集団の後方につける。残り150mを切るとスパートを仕掛け、前を走る3選手を見事に抜き去り先頭でフィニッシュした。4度目にして悲願の初優勝へ幸先の良いスタートとなった。

男子4×400mR予選

1走・小坂元真翔(2年)、2走・正岡悠(1年)、3走・中口匠(4年)、4走・内山幹太(2年)のメンバーでレースに挑んだ。1走で先頭に差をつけられてしまったが、初出場となる正岡と3度目の出場の中口が追い上げを見せる。内山も粘り強い走りを見せるが力及ばず、3分23秒43の6着で決勝進出にはいたらなかった。悔しい結果となったが、更なる記録更新とルーキーの今後の活躍に注目していきたい。

5月23日(日)4日目

男子3000mSC決勝

4日目にして初めて晴れ渡る空のもと、3000mSC決勝に西方大珠(4年)が出場。序盤から先頭集団にてレースを進めるが、後半に入ると他大学の2選手が集団から抜け出す。前日のレースと同様に、残り150mを切ると凄まじいスパートで前を行く選手を猛追したが、優勝にはあと1秒届かず2位でフィニッシュした。悔しい順位だが3年ぶりにベストを更新し、今後に期待が持てるレースだった。

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