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大会活動レポート

2017.06.30

「全日本大学駅伝」選考会レポート

2017年6月18日(日)にさいたま市駒場運動公園競技場において、秩父宮賜杯第49回全日本大学駅伝対校選手権大会関東学生陸上競技連盟推薦校選考会が行われました。
 この選考会は、関東学連が11月に行われる本大会の出場推薦校を選考するものであり、各校8名の選手が2名ずつ4組に分かれて10000mを走り、総合タイムで上位9校を決定するものです。本学駅伝チームは1位で選考会を通過し、2大会ぶりに全日本大学駅伝対校選手権大会の出場権を獲得いたしました。

当日はたくさんの方々に多大なる応援いただき、本当にありがとうございました。
本大会でも良い結果が残せますよう、チーム一丸となって精進してまいります。
これからもご声援のほど、よろしくお願いいたします。

レース報告

1組

1組目には荻野太成選手(2年)と、当日変更になった越川堅太選手(2年)が出場。小雨が降り始める中、良好なコンディションのなか行われた。レースは天候にも恵まれたことで適度なペースで進み、越川選手は集団の前方、荻野選手は集団の中盤についた。レースが進むにつれて徐々に集団がくずれてきたが、越川選手は常に先頭に絡み、荻野選手は徐々に集団の前方に位置を変えた。越川選手は2着、荻野選手は4着となり、この時点で総合1位。期待の2年生コンビがチームに勢いをつけた。

2組

小雨が降りしきる中スタートした2組目には、宗直輝選手(2年)と安田共貴選手(2年)が出場。序盤から牽制し合い、ゆったりとした大集団でレースが展開された。両選手とも大集団の中盤につき、大きな変動もないまま終盤までもつれ込む我慢のレースとなった。8000m付近から徐々にペースに変動があるも、レースが動いたのは最後の2周。一気にペースが上がると宗選手、安田選手共に必死に先頭に食らいつきゴール。宗選手が8着、安田選手は13着となり総合2位。順位は落としてしまったが、タイム差は少なく上位での通過も見えてきた。

3組

3組目には大塚倭選手(4年)と鈴木祐希選手(4年)が出場。1組目同様、序盤から集団は快調なペースで進み、徐々に集団が縦長になっていった。終盤にさしかかると一気にペースが上がり、大塚選手、鈴木選手共に先頭集団から離されてしまうが、残り300mで驚異のラストスパートを仕掛けた大塚選手が前方にいた鈴木選手に追いつき、最後は両選手が競りながらゴール。鈴木選手が3着、大塚選手は4着になり総合1位に返り咲いた。

4組

最終組となる4組目には昨年同様、主将の鈴木健吾選手(4年)と山藤篤司選手(3年)が出場。各大学のエースが配置され、留学生を先頭にハイペースのレースが展開された。序盤から縦長になった集団は、留学生が先導する数名が独走する中、大きな集団を鈴木選手が牽引し先頭を追った。終盤にさしかかるころには集団も崩れ、鈴木選手は独走状態になり5着でゴール。山藤選手は集団からこぼれてしまったが、単独走になってもなお粘り強く前を追うと、ラストスパートで巻き返し8着でゴール。2名とも上位でゴールしたことで、3組目までの順位を死守し、トップタイムで本大会出場を決めた。

試合結果

個人成績(10000m)

1組 2着 越川 堅太(2年) 29′41″99
4着 荻野 太成(2年) 29′45″63
2組 8着 宗 直輝(2年) 30′19″30
13着 安田 共貴(2年) 30′20″87
3組 3着 鈴木 祐希(4年) 29′15″98
4着 大塚 倭(4年) 29′16″41
4組 5着 鈴木 健吾(4年) 28′45″24
8着 山藤 篤司(3年) 28′51″20

総合成績

第1位 神奈川大学 3時間56分16秒62
第2位 東海大学 3時間56分57秒31
第3位 國學院大学 3時間57分43秒15
第4位 大東文化大学 3時間57分49秒49
第5位 法政大学 3時間58分10秒42
第6位 帝京大学 3時間58分34秒22
第7位 明治大学 3時間58分40秒53
第8位 順天堂大学 3時間58分40秒74
第9位 城西大学 3時間59分05秒34
本選通過ライン
第10位 日本体育大学 3時間59分17秒69
第11位 創価大学 3時間59分18秒38
第12位 中央大学 4時間00分13秒01
第13位 国士舘大学 4時間00分25秒06
第14位 東京国際大学 4時間00分37秒56
第15位 拓殖大学 4時間00分55秒06
第16位 日本大学 4時間00分56秒50
第17位 専修大学 4時間01分32秒92
第18位 筑波大学 4時間02分10秒48
第19位 上武大学 4時間05分08秒50
第20位 亜細亜大学 4時間07分58秒23

【掲載画像はすべて神奈川大学撮影】

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