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大会活動レポート

2017.06.08

第96回関東学生陸上競技対校選手権大会 観戦レポート

第96回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)が日産スタジアムにて5月25日・26日・27日・28日の4日間の日程で開催されました。今大会は出場種目のほとんどで入賞者が出るなど、例年以上の盛り上がりを見せ、31.66点を獲得しました。結果男子は2部校総合6位となりました。
卒業生をはじめ、応援に駆けつけていただいた皆様には、厚く御礼申し上げます。

観戦レポート

5月25日(木) 【1日目】

男子1500m予選

1500mでは森淳喜選手(2年)越川堅太選手(2年)が出場した。1組目の森選手は3分56秒15の7着でゴール。残念ながら予選敗退となる中、3組目の越川選手は、最後の1周で前方の選手をかわし3分51秒41の2着でゴールし、見事決勝進出を決めた。

男子110mH予選

3年連続の関東インカレとなる、幸正健太郎選手(3年)が出場。直近の大会で自己ベストを更新している幸正選手は、決勝進出という周りからのプレッシャーを抱えるも、終盤は余裕をもってゴール。14秒76の好記録で準決勝進出を果たした。

男子1500m決勝

1500m決勝には越川堅太選手(2年)が出場した。越川選手は序盤から積極的に上位に食らいつき最後の一周を迎えるが、急激なペースアップについていくことができず7着でのゴールとなった。本年度大会初の決勝種目での入賞となるが、何とも悔しい入賞となった。

男子10000m決勝

鈴木健吾選手(4年)、山藤篤司選手(3年)の2名が出場。主将でエースの鈴木選手は、序盤のハイペースに果敢に挑み、山藤選手もそれに続いた。集団は中盤に散らばると、鈴木選手、山藤選手共に第二集団でレースを展開した。終盤に入り、鈴木選手は8000m付近で前方の選手を抜き単独日本人トップに立つと、そのまま後続を振り切り4位でゴール。見事入賞を果たした。山藤選手は、幾度となく集団から離れそうになるも終始粘りを見せ7位となり、鈴木選手に続き入賞となった。

5月26日(金) 【2日目】

男子110mH準決勝

1日目の予選を通過した幸正健太郎選手(3年)が出場。昨年は準決勝で敗退となっただけに、何としてでも決勝に進みたい。雨・風が強い中のレースとなったが、14秒58の自己ベストに近い好記録で走り抜け、見事決勝進出を果たすことができた。

男子3000mSC予選

昨年のチャンピオン荻野太成選手(2年)が出場。中盤にさしかかるあたりから先頭に出ると、他の選手を大きく引き離し独走状態に。組1着の結果で、貫録を見せつけての予選通過となった。

女子やり投決勝

昨年、初めての関東インカレで自己ベストを更新した上野楓果選手(2年)が今年も出場。昨年から抱えるケガに不安が残る中での大会となったが、40m69で21位という結果で終了した。次年度は万端な準備で大会に臨んでほしい。

男子110mH決勝

予選・準決勝と着実に記録を伸ばしてきた幸正健太郎選手(3年)が初めての決勝出場。朝の雨・風とは打って変わった晴天の下での決勝レースとなった。強豪選手が集う中のレースで好スタートを切り、見事7位入賞を果たした。関東インカレのレベルの高さを実感したが、最終学年での更なる上位入賞に期待したい。

5月27日(土) 【3日目】

男子400mH予選

2回目の出場となった坂井達郎選手(3年)は、好調なスタートを切るも前半から他の選手からやや遅れを取ってしまった。最後の100mで追い上げを見せたが、結果は55秒58の8着と悔しい結果に終わった。最後の年となる次年度大会での決勝進出に期待したい。

男子3000mSC決勝

ディフェンディングチャンピオンのプレッシャーがかかる中、荻野太成選手(2年)が出場。
荻野選手は予選と同様、1000mを通過すると先頭に立ち、グングンと後続を突き放すと、他を寄せ付けない圧巻の走りでゴール。プレッシャーを跳ね除けての見事2連覇を果たした。

男子4×400mR予選

本年度は1走・伊東武紘選手(4年)、2走・朝倉英明選手(2年)、3走・下原和輝選手(2年)、4走・大島智哉選手(2年)のメンバーでレースに挑んだ。今大会直前に出場を決めたチームだけに、期待と不安が入り混じる。1走・伊東選手で少し遅れをとるも、続く2走・朝倉選手、3走の下原選手が追い上げを見せたが、残念ながら7着と予選敗退となった。朝倉選手、大島選手、下原選手の3人が2年生と、来年以降を楽しみにしたい。

5月28日(日) 【4日目】

男子ハーフマラソン決勝

大塚倭選手(4年)と大野日暉選手(4年)の出場となったハーフマラソンは、強い日差しが照り付ける中、序盤からハイスピードのレースとなった。序盤から集団がくずれ10名程度が先頭を行く中、大野選手は対応できずに置いて行かれてしまった。中盤には先頭集団もバラバラになり、暑さとの戦いとなりそれぞれが単独走となる中で、大塚選手は驚異的な粘りを見せ、見事5位入賞を果たした。大野選手は終盤も追い上げることが出来ず、20位でのゴールとなった。

男子走高跳決勝

2年ぶりの出場となった長沼輝知選手(3年)と昨年に引き続き出場となった滝原幸紀選手(3年)の2名が出場。長沼選手は昨年出場できなかった悔しさを胸に挑み、自己記録である2m00cmは1本目で成功。自己記録更新となる2m03cmに挑戦したが、惜しくも跳ぶことはできず、4位入賞となるも表彰台には届かなかった。自己記録では長沼選手の上を行く滝原選手だったが、2m00cmを跳ぶことができず8位入賞となったが悔しい結果に終わった。

男子5000m決勝

鈴木祐希選手(4年)、越川堅太選手(2年)、成瀬隆一郎選手(1年)が出場。ハイペースなレースで縦に大きな集団となる中、鈴木選手、越川選手が集団の中段、成瀬選手が後方に位置した。中盤にさしかかるころには集団が大きく崩れ、成瀬選手は大きく離されてしまった。越川選手は上位集団に食らいつくも、徐々に集団からこぼれてしまった。鈴木選手は日本人トップからは大きく離されるも、最後の200mで驚異のスパートを見せ一気に3人を抜くと胸差で5位に入り、見事日本人トップを奪取し入賞を果たした。越川選手は31位、成瀬選手は34位に終わった。

[撮影:神奈川大学陸上競技部]

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