世界へ、そして未来へ 神奈川大学

大会活動レポート

2016.07.06

第48回全日本大学駅伝対校選手権大会関東学生陸上競技連盟推薦校選考会 観戦記

2016年6月18日(土)にさいたま市駒場運動公園競技場において、秩父宮賜杯第48回全日本大学駅伝対校選手権大会関東学生陸上競技連盟推薦校選考会が行われました。
 この選考会は、関東学連が11月に行われる本大会の出場推薦校を選考するものであり、各校8名の選手が2名ずつ4組に分かれて10000mを走り、総合タイムで上位9校を決定するものです。本学駅伝チームは途中棄権となり、本年度の出場権を獲得することができませんでした。

当日はたくさんの方々に多大なる応援いただき、本当にありがとうございました。

レース報告

1組

1組目には当日変更になった中神恒也選手(4年)と佐久間勇起選手(2年)が出場。6月とは思えぬ蒸し暑さと強い日差しが照り付ける中でレースが行われた。レースは選手同士が牽制し合い、スローペースで進んだ。中神選手は集団の前方、佐久間選手は集団の中盤で大集団のままレースが展開された。大集団の中では目まぐるしく順位が入れ替わると7000m過ぎに佐久間選手が遅れ始めてしまった。中神選手は終始レース先頭で牽引しそのまま3着でゴール。佐久間選手は35着でゴールし、1組目を終えた時点で総合13位と通過圏外からのスタートとなった。

2組

蒸し暑さが残るコンディションの中スタートした2組目には、当日変更になった鈴木祐希選手(3年)と初レースとなった越川堅太選手(1年)が出場。暑さの影響からか2組目もスローペースで進行した。両選手とも大集団の前方でレースを牽引し、そのまま9000mまでもつれ込んだ。ラスト1000mのスパートで一気にペースが上がり、越川選手が集団から引き離されてしまった。鈴木選手は素晴らしいスパートをみせ3着でゴール。粘りを見せた越川選手は17着でゴールし、この時点で総合6位。大きく順位を上げたが、依然タイム差は少なく予断を許さない状況となった。

3組

3組目には大野日暉選手(3年)と、大川一成選手(3年)が出場。例年この組からレース展開も早くなる傾向が強いが、予想に反してスローペースで進んだ。この組も大集団でレースは進み、8000m過ぎまで途中縦長になりながらも大集団で展開。大野選手、大川選手は集団の前方から中盤でレースを展開する中、最後の1000mを切るところでスピードアップし集団が細かく分かれてしまった。大野選手は先頭集団で、大川選手は先頭集団から少し遅れた位置で最後の1週を迎えると、大川選手はラストスパートで一気に前方の集団を抜き12着でゴール。前半の疲れが出たものの大野選手も17着でゴールした。3組終了時点では6位。その時点で2位との差が20秒まで詰まり上位での通過も見えて来た。

4組

最終組となる4組目には主将の鈴木健吾選手(3年)と山藤篤司選手(2年)が出場。各大学のエースが配置され、留学生を先頭にレベルの高いレースが展開された。蒸し暑さのせいか例年よりは若干スローペースで進行するも、集団は序盤から縦長になった。徐々に留学生についていく集団と第2集団に別れ始めたが、鈴木選手、山藤選手は果敢に先頭集団でレースを進めた。5000mを過ぎるあたりから徐々に先頭集団も絞られていく中、両選手とも最後まで先頭集団で勝負し、鈴木選手は日本人トップの4着でゴール。山藤選手は残り1000mを切った最後のスパートで集団から離れ始めると、突然足がふらつきはじめ、残り400mで倒れてしまった。この時点で途中棄権となり、残念ながら3年連続の予選突破とはならなかった。

【掲載画像はすべて神奈川大学撮影】

前の画面に戻る
Prev Slide Next Slide

このサイトをみんなと共有しよう!

ページトップ