世界へ、そして未来へ 神奈川大学

大会活動レポート

2013.06.13

第92回関東学生陸上競技対校選手権大会 競技結果レポート

第92回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)が5月18日・19日(国立競技場)、25日・26日(日産スタジアム)の4日間の日程で開催されました。今大会では、跳躍種目にて優勝者がでるなど、16.5点を獲得し、総合16位となりました。
卒業生をはじめ、応援に駆けつけていただいた皆様には、厚く御礼申し上げます。

観戦レポート

1日目

男子1500m予選

昨年度に引き続き、井野拓哉選手(2年)が出場。本年度に入り、調子を上げているだけに期待がかかったが、800mを過ぎたあたりからのハイペースについていけず、苦しい走りとなった。4分01秒40で13着と2年連続での予選敗退となってしまったが、来年、再来年に期待したい。

男子4×100mR予選

1走・松本泰洋選手(2年)、2走・長沼俊貴選手(3年)、3走・鈴木啓介選手(2年)、4走・三好智樹選手(2年)のメンバーで出場。
1走松本選手がまずまずのスタートを切る。2走長沼選手へのバトンパスが定まらず若干遅れをとったものの、3走、4走が後半をまとめて42秒60の5着でゴール。タイム順でなんとか準決勝進出を決めた。
準決勝では今回の反省を活かし、チームとして最高の走りを見せてもらいたい。

女子4×100mR予選

1走・間中麻彩選手(2年)、2走・藤江睦美選手(1年)、3走・東結夏選手(2年)、4走・山田初美選手(4年)のメンバーで出場。
各選手力強い走りを見せるもバトンパスがうまく決まらず、49秒68で6着となり残念ながら予選敗退。走力のある新入生も加入しているだけに、来年、再来年に繋げてほしい。

2日目

小川諒平選手(2年)、枝裕二選手(1年)が出場。昨年この大会で5位入賞の小川選手と、小川選手と自己記録がほぼ同じ枝選手、両者に上位進出の期待がかかる。1m93から始まった試技は両者とも一回目でクリアし幸先のいいスタート。その後、1m98を双方がクリア。高さが上がって小川選手は自己記録の2m00を越えることができず、1m98で競技を終了。自己記録には届かなかったが、昨年より順位を1つ上げ堂々の4位入賞を勝ち取った。
枝選手は緊張感漂う中でしっかりと集中し、華麗な跳躍を見せ自己記録更新となる2m01を1回目で成功。その後も記録を伸ばし自己記録を大きく更新する2m07で一年生ながら見事優勝。走り高跳びとしては、実に50年ぶりとなる表彰台の頂点に立つこととなった。ルーキーイヤーでの活躍なだけに今後の活躍に期待したい。

男子3000mSC予選

今年度は菅原涼介選手(3年)と渡邉慎也選手(2年)の2名が出場。
1組目、関東インカレデビューとなった渡邉選手は序盤から先頭争いを繰り広げ、安定した走りを見せると9分06秒51の5着でゴール。自己記録を更新し、決勝へ駒を進める。2組目、3年連続の出場となった菅原選手も積極的に先頭集団に喰らいつき、徐々に順位を上げていく。過去2回の経験を活かし9分04秒87の3着でゴールし、こちらも自己記録を更新し、決勝進出を果たした。

男子4×400mR予選

1走・三好智樹選手(2年)、2走・長沼俊貴選手(3年)、3走・長坂伊織選手(1年)、4走・木下貴雄選手(3年)のメンバーで出場。
400m専門選手でメンバー構成できない苦しい戦力での出場となった4×400mRの予選は、1走三好選手、2走長沼選手でうまくレースの流れに乗ることができず、3走の長坂選手にバトンが渡った際には前を走るチームに大きく遅れをとる苦しい展開、4走木下選手は、懸命に前を行く選手を追ったが、遅れを取り戻すことができず3分28秒40の7着となり惜しくも決勝に進むことはできなかった。来年のマイルリレー復活に期待したい。

女子4×400mR予選

1走・間中麻彩選手(2年)、2走・今井美月選手(1年)、3走・東結夏選手(2年)、4走・山田初美選手(4年)のメンバーで出場。
新入生の加入により、実に8年ぶりの4×400mRへの出場となる女子は、それぞれが、現在の力を出し切るも、結果は4分06秒20の5着となり、予選敗退。走力のある新入生も加入しているだけに、来年、再来年と力をつけてほしい。

男子10000m決勝

我那覇和真選手(2年)、西山凌平選手(2年)の2年生コンビで挑んだ同種目は、我那覇選手が序盤から積極的に先頭についていく。西山選手も上位集団に位置取るなか中盤から先頭集団のペースが上がると、集団が大きく崩れ始める。両者とも先頭集団から少し離れて、前を追いかける形でレースを進めていく。終盤で我那覇選手を捕らえた西山選手は、29分23秒09で自己記録を更新し、見事8位入賞を果たした。前半から他校のエースと渡り合った我那覇選手は29分28秒42でゴール。11着で惜しくも入賞には届かなかったが、今後の活躍に期待したい。

3日目

男子4×100mR準決勝

1走・松本泰洋選手(2年)、2走・長沼俊貴選手(3年)、3走・鈴木啓介選手(2年)、4走・三好智樹選手(2年)のメンバーで出場。
予選を勝ち抜いたメンバーで準決勝へ挑んだが、バトンパスが規定の範囲内で完了せず、失格という結果になってしまう。大変残念な結果となってしまったが、この悔しさをバネに、来年、再来年に向け、これからの練習に励んでもらいたい。

男子3000mSC決勝

渡邉慎也選手(2年)が欠場し、菅原涼介選手(3年)1名のみの出場。予選で自己記録を更新しているだけに期待がかかる。序盤から先頭集団に位置し安定した走りを見せると、その集団のまま6位でゴール。8分57秒53と決勝でも自己記録を更新し、3年目にして見事入賞を果たした。

女子走幅跳決勝

三枝真澄選手(3年)が出場。1回目5m20、2回目5m39と今ひとつ記録が伸びない。3回目の跳躍は自己記録に迫る大ジャンプを見せるも、惜しくも赤旗が挙がりファールの判定。残念ながら、2回目の5m39が最高記録となり、23位で競技を終えた。3回目の試技は上位に食い込めるほどの跳躍だっただけに、来年最後のインカレでリベンジを果たしてもらいたい。

4日目

男子ハーフマラソン決勝

南俊輔選手(2年)のみの出場となったハーフマラソンは、気温がどんどんと上がる中62名でスタート。序盤は先頭集団に位置していた南選手だが、25度を越える気温の中、中間点手前で集団から遅れだすと、10km過ぎでアクシデントのため無念の途中棄権となってしまう。チームの代表として出場していただけに悔恨の思いがこみ上げるが、次回大会での走りにぶつけてもらいたい。

男子5000m決勝

我那覇和真選手(2年)のみが出場。序盤は他大学の選手の様子をうかがいながら集団の後方でレースを進めるが、3000m過ぎに集団が崩れ始めたのをきっかけに、入賞圏内となる上位集団を追いかける。最後の200mまでは入賞ラインに入っていたが、ラストスパートで一歩及ばず惜しくも10位でゴール。14分15秒89で入賞を逃す、悔しい結果となってしまったが、来年以降の先頭争いを予感させる走りとなった。

[撮影:神奈川大学陸上競技部]

第92回関東インカレ記録

種目 氏名 学年 記録 風速 順位
女子400m 予選 今井 美月 1年 DNS
男子1500m 予選 井野 拓哉 2年 4′01″40 13着
男子5000m 決勝 我那覇 和真 2年 14′15″89 10着
柿原 聖哉 3年 DNS
男子10000m 決勝 西山 凌平 2年 29′23″09 8着
我那覇 和真 2年 29′28″42 11着
柿原 聖哉 3年 DNS
男子ハーフマラソン 決勝 南 俊輔 2年 DNF
男子3000mSC 予選 菅原 涼介 3年 9′04″87 3着
渡邉 慎也 2年 9′06″51 5着
男子3000mSC 決勝 菅原 涼介 3年 8′57″53 6着
渡邉 慎也 2年 DNS
男子4×100m 予選 松本 泰洋 2年 42″60 5着
長沼 俊貴 3年
鈴木 啓介 2年
三好 智樹 2年
男子4×100m 準決勝 松本 泰洋 2年 DQ
長沼 俊貴 3年
鈴木 啓介 2年
三好 智樹 2年
女子4×100m 予選 間中 麻彩 2年 49″68 6着
藤江 睦美 1年
東 結夏 2年
山田 初美 4年
男子4×400m 予選 三好 智樹 2年 3′28″40 7着
長沼 俊貴 3年
長坂 伊織 1年
木下 貴雄 3年
女子4×400m 予選 間中 麻彩 2年 4′06″20 5着
今井 美月 1年
東 結夏 2年
山田 初美 4年
男子走高跳 決勝 枝 裕二 1年 2m07 1位
小川 諒平 2年 1m98 4位
女子走幅跳 決勝 三枝 真澄 3年 5m39 -0.6 23位

総合得点 16.5点/順位 16位

前の画面に戻る
Prev Slide Next Slide

このサイトをみんなと共有しよう!

ページトップ